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消防設備の種類を知っていますか?【マンション管理の豆知識】

UPDATE
2018/05/01

 

今のマンションには、きちんと消防設備が備え付けられていますか?
また、消防設備を定期的に点検していますか?

マンションにおける消防設備は、「政令で定める技術上の基準に従って、設置し、及び維持しなければならない」と規定されています
(消防法第17条)。
ただ、ひと言で「消防設備」と言っても幅広く、その種類などを把握しているオーナー様・管理組合様はあまりいません。

今回は、そもそも消防設備にはどんなものがあるのか?について解説していきます。
マンションに消防設備を設置する際や、消防設備点検を行う際に参考にしてください。

 

■消防設備は5種類ある!?

マンションに設置する代表的な消防設備と言えば、消火器やスプリンクラー、火災報知器や避難はしごなどがあります。
これらはすべて消防設備ですが、厳密に言うと役割が異なります。一般的に消防設備は、以下の5種類に分けられます。

 

・警報設備
・避難設備
・消火設備
・消防用水
・消火活動上必要な施設

 

  • 警報設備とは?

警報設備は、火災発生を感知して警報を発する設備です。
代表的な警報設備は火災報知器ですが、火災報知器も様々な種類のものがあります。以下が、警報設備の例です。

自動火災報知設備/ガス漏れ火災警報設備/漏電火災警報器/消防機関へ通報する火災報知設備/非常警報器具/非常警報設備/住宅用火災警報器 など

 

 

  • 避難設備とは?

避難設備は、火災発生時に避難するために用いられる設備です。避難設備は、避難はしごや滑り台などの避難器具と、誘導灯・標識に分類されます。
以下が、避難設備の例です。

避難滑り台/避難はしご/救助袋/緩降機/誘導灯 など

 

 

  • 消火設備とは?

消火設備は、火災発生時に消火を図るための設備です。代表的な消火設備は消火器やスプリンクラーです。
以下が、消火設備の例です。

消火器/簡易消火用具/屋内消火栓設備/スプリンクラー設備/水噴霧消火設備/泡消火設備/不活性ガス消火設備/粉末消火設備/動力ポンプ消火設備/パッケージ型消火設備 など

 

 

  • 消防用水とは?

消防用水は、防火水槽やこれに代わる貯水池、その他の用水のことです。火災発生時に消防隊が消火活動をする際に用いられる水のことを言います。

 

  • 消火活動上必要な施設とは?

消火活動上必要な施設は、火災発生時に消防隊が消火活動をする際に用いられる施設のことです。
消防活動が困難な高層階や地下街などにおける消火活動を支援するために設置されます。

排煙設備/連結散水設備/連結送水管/非常用コンセント設備/無線通信補助設備/加圧防排煙設備 など

 

 

 

■マンションにはどの消防設備を設置すべきか?

上述のとおり、消防設備には様々な種類がありますが、どの設備を設置すべきかは、収容人数や床面積などマンションの規模・構造によって変わってきます。
マンションに設置すべき消防設備については、「特定非営利活動法人 マンション管理支援協議会」のサイトが参考になります。

>> 特定共同住宅の消防設備(http://www.mansion.mlcgi.com/bouka_1_17.htm)

 

■まとめ

・消防設備は、「政令で定める技術上の基準に従つて、設置し、及び維持しなければならない」と規定されている。
・消防設備は、「警報設備」「避難設備」「消火設備」「消防用水」「消火活動上必要な施設」の5種類に分類される。
・どの消防設備を設置すべきかは、収容人数や床面積などマンションの規模・構造によって変わってくる。

まずは、既存のマンションに然るべき消防設備が設置されているか確認してみましょう。
また、それらの消防設備に不具合がないか、万が一の火災のときに正常に作動するかを、定期的な消防設備点検でチェックすることは必須です。